コーヒーとグラインダー

2020年以降、在宅勤務が多くなったのを機に始めた趣味の1つがコーヒーです。それまでもコーヒーは好きでよく飲んではいたのですが、自宅では全自動で淹れるエスプレッソを飲んでいました。当時使っていたデロンギのマシーンが良く出来ていて、便利な上に味わいにも不満がなかったので長年愛用していたのですが、ふと見た動画から、ハンドドリップのコーヒーに興味を持ち、トライしてみたのが2年前です。

ハンドドリップ用の道具を揃え、有名なバリスタの人の本や動画から知識を学ばせて貰い、一日に2~3回はコーヒーを淹れています。なんでも、コーヒーは算数とのことで、子供の頃一番苦手な教科だったんだけどなあという苦手意識は横に置いて、豆と水の分量を量り、抽出の時間もきっちり計って淹れます。2年続けていると、毎回淹れるコーヒーの味が安定してきたように思え、家族からは「家のコーヒーが美味しいから、外のチェーン店のコーヒーを飲む気になれないわ」と上手におだてられ、またいそいそとコーヒーを淹れるという日々を過ごしてきました。

最初に揃えた道具の中で、唯一うん?っと思っていたのがグラインダーだったのですが、最近、それをカリタのナイスカットGに替えました。このカリタのナイスカットモデルは、コーヒーのグラインダーにしてはそこそこの値段がするので、買い替えを決めるまでに半年程悩みましたが、この夏にようやく意を決して買い替えました。以前のものに比べ、粉にした際の出来上がりが明らかに異なり、お湯を注いだ際の粉の膨れ上がり感が本当にふっくらとしていて、コーヒーの味が更においしくなったように感じます。コーヒーの味わいに、グラインダーの果たす役割は大きいんだなあと改めて思った次第です。

Next article

心躍る再会