エグゼクティブ・アセスメントって?
こんにちは。インサイトブリッジの岩本です。
皆さんはエグゼクティブ・アセスメントと聞いてどのようなものをイメージしますか?
私がこれまで提供してきたアセスメントでは、アセスメント対象者への行動心理テストとインタビュー及び、対象者の周りで一緒に働いている方々への360度レファレンスを行っていました。
行動心理テストの分析では、そのリーダーが潜在的に持っている能力を測り、ご本人とのインタビューではそのリーダーが認識している自分自身についてお話しをして頂きます。360度レファレンスでは周りからみたそのリーダーの行動様式を聞くことになります。それらの3つのデータ(行動心理テスト、インタビューと360度レファレンス)を総合的に組み合わせて、リーダーのコンピテンシーレベル結果を提示して、最後にその結果をご本人にフィードバックを行うというステップとなります。
こう書くとなんだか仰々しいものに聞こえますよね。実際インタビューでお会いする際には、アセスメントを受けられる多くのリーダーが少し緊張した面持ちでお見えになられるのも事実です。受けられるリーダーの方々にとっても、時間と労力のかかる作業だと思います。
一方で、受けて頂いた多くの方から、「漠然とは理解はしていたが、アセスメント結果を受けて自分の強みや課題が明確に認識できた」、「自分が大切に思い実践していることを、周りのメンバーが良く見てくれていることが分って嬉しい」といった声を多く聞きます。もちろん中には、自分が思っていたものとアセスメンの結果にギャップがあり、残念に思う人もいるのですが、実はそのギャップがどこから生まれているのかを理解して頂くことが更なる成長へ繋がるチャンスになると考えています。
アセスメントはリーダーの今の等身大の姿を、本人が自覚している・していないは別にして、正確に測定して、本人にフィードバックを行うことで、そのリーダーの更なる成長を支援するものだと考えています。自身の強みと課題を理解することが、更に優れたリーダーに近づく一歩になると考えています。これからも、アセスメントを通じて多くのリーダーの方々の更なる成長へ向けたサポートをしていければなと思っています。